ヘアスタイルで色気をクリエイトする美容師@山崎のブログ

美容師目線から日々感じることブログります。

パーマで失敗したら、、、

 

最近、パーマかけてますか?

 

関西では、パーマをあてるっていいます( ´艸`)
標準語で話されていても「パーマあてる」って聞いたら、関西方面の出身なんだろなって分かっちゃいますw

薬剤は、日々改善されており、ダメージ軽減が当たり前となりました。

美容師側にとっても、使い勝手が良くなったけど、パーマってまだまだ高難易度ですね。

お客さまが、切り抜きや画像を持って来られても、美容師の見るポイントや感覚が違うから、初めていくサロンで失敗が多いのもこのせい。

 

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なので自分は、初めましてのお客さまに例えパーマを希望されたとしてもお断りをするケースがあります。技術をはじめ様々なことに日々精進している自負はありますので、決してやりたくないわけではありません。できないものはできませんし、自身のない時なはっきりとお伝えします。

なぜなら、万一失敗して、お客さまに数ヶ月も嫌な思いをさせたくないからです。



僕もまた、勉強中の身なので、客として色んなサロンを見て周りますが、
その中でも悲惨なエピソードがあり、僕自身パーマの怖さを思い知ったのです(((( ;°Д°))))

  

 美容師さんのことを考え、ポータルサイトで予約し、約束の時間5分前にお店に到着。   ※電話予約の場合、接客中だと手を止める煩わしさを考慮しています。

 

 初めてだったので、カルテの必要事項を記入に、しばし待つ。

 ※カルテの記入は、提供側のルーティン化だが、個人情報なので丁重に扱って欲しいもの。当店は、お名前と電話番号以外、任意でお願いしています。

 

 担当者登場。ノリの良さそうな、30代前半の男性美容師w

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             画像の人物は、当店スタッフのねぎちゃんです。

 

 カウンセリングを終え、カットを終え。想像してたよりも少し短くなったけど、そこは愛嬌で我慢w

 

 結果的に、伝えなくてもよいことを発言してしまう。

 よそでも良く言われるのが「パーマ掛かりにくい」と伝えてしまった。

 そしたら人情で、強めにかけておきますねって流れになるよねorz

 

 ロッドをしっかり目(引っ張られてる感あり)に巻かれて、薬剤ON~♪♪

(く、臭いぃぃぃ~*1臭いと頭皮のピリピリ感で、大分強いパーマ液を使われている模様。

 さらには、加温ンンンンン~~~しかも激アツ!!!!!!!

 10分経っても声掛けしてもらえないから、頭皮のピリピリと熱さを訴え、ようやくテストカール。 ※温める専用のパーマ液は別ですが、大概のパーマ液は温めてはいけません。

 

 液体を何回かかけて、最後のお流し。

 中間水洗も無かったし大丈夫かと心配しつつ。※最初の薬剤と次に薬剤は、全く別の性質を持っています。本来は、その間にお湯で薬剤を落とさなければいけません。

 

 

 結構なグルグルだけど大丈夫か?!と思うくらいに掛かってる…

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 担当美容師も絶句の表情を隠せない模様ww

 幾秒かの沈黙は破ったのはコチラから「ど、どうやってスタイリングすれば良いですか?」と。

 こっちが勝手に失敗と思い込んでも、仕上げが素晴らしければ何の問題もない。スタイリング方法を学ぶしかないのです。

 前述の言葉が怒ってる風に聞こえたか分からんが、担当美容師は「今日のお代は結構です」の一点張り。

 結果、スタイリングもされないまま、生乾きのクルクルで帰路へ。もちろんお代はきちんと払いました。時間も労力も使ってくれたわけだし、、、外でご飯を食べたけど美味しくないから、お金払いませんだと食い逃げと一緒と思うので。

 

 帰店後、少しでもパーマが緩くなるよう、あの手この手尽くしたが、一度強く掛かってしまったパーマには全く歯が立たなかった。。。

 

 あゝ無情、、、

 

 

 僕はこの体験のおかげで様々なことに気づきました。

 新しいサロンと今まで通ってたサロンは違いますし、担当する美容師も違うわけなので、そこはプロの目や手を信じましょう。「かかりづらい」と言ったことで、美容師が先入観を持ってしまい、僕と同じような経験をしてしまいかねないからです。

 

 今の時代、サロンは新しいお客さまを獲得のため、初回の価格を下げているのがほとんどです。

 安いからといって迂闊に飛び込むのは良くないと思います。何度か同じ担当者に施術してもらい、お互いの価値観を共有してからでも遅くはないと思います。失敗しないに越したことはありませんが、失敗したら値引き以上にコストが掛かります。

 

 パーマを失敗しないようにするには、失敗しないようにする予防しかないと思います。

 

 

 素敵なヘアライフを!

 

 

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