数年の悩みは、バッサリ切って、はいサヨナラよ～
失恋美容室オーナーの山崎和人です。
人が変われば、失恋事情も様々。
エピソードに優劣やランク、正解もありません。
失恋後はとてもデリケートではありますが、新たな出発を切りたいのであれば、とても重要なターニングポイントといえます。
そんな機会をお手伝いさせて頂ける。
なんと素敵なことでしょう。
美容師冥利に尽きます。
本日も失恋美容室オープンです！
8人目のお客さまは、大学卒業と同時に独立起業した女性です。
本日は都内からお越し下さいました。
約3年前、留学先のドイツで彼と出会いました。
同じ大学の同級生ということもあってか、瞬く間に意気投合。
早速、お付き合いが始まりました。
順調に見えたお付き合いですが、彼に対して、愛情の求め方が分からず「僕は君のお父さんじゃない」としばしば言われたそう。
自分が思う、求める愛情は、父親から受けた無条件の愛情だった。
違和感を持ちつつも、彼が求める理想の彼女になれるよう、努力し時には演じた。
だって、これが初恋だし、異性とお付き合いするのも初めてだし。
それから帰国した二人は遠距離恋愛に。
東京と京都、会いたい時、直ぐに会える距離ではなく、徐々に気持ちが離れていくのが分かる。
ひょっとしたら、彼が近くにいない分、取り繕って自分に嘘を付かなくてよくなったのが心地良いかもしれない。
そう思うと、自分へのストレスも、彼への想いもフェードアウトしていくのが分かる。
どちらからも終わりを告げず、ダラダラと時だけが経ち自然に朽ちていく。
彼と恋人関係にあったのだが、家族以外の人を愛するということが分からない。
付き合った当初は、周りのカップルと同じように、恋人の関係を持てると思っていた。
身体にも原因があるのかもしれないし、精神にも原因があるかもしれない。
今回の失恋が、原因を教えてくれたのは確か。
悩んで、自暴自棄になったところで解決はしない。
人は性格を変えることはできない。
なぜなら、それが個性だしＤＮＡだから。
絶対変えられないから、開き直って「仕方ない」と思った方が楽。
但し、何事も疎かになるということとは別次元の問題だけれど。
＜今回のオーダー＞
・画像をご持参頂いた(バッサリ、ショートのボブ)
＜Before＞
20cm以上のカットなので、エンタメ的に自身でもハサミを入れて頂く。
＜施術内容＞
・ミディアムからショートへ
・直毛で丸さが出づらいので量感を程よく落とす
・前髪とサイドバングを作って、アウトラインに繋げる
誰にも言えなかった悩みがここに。
少しは気が楽になったかな。
＜After＞
頑張るという言葉を使い過ぎて、自分で自分の首を絞めないようにして下さい。
人には、自身で成し遂げられることも、そうでないことも沢山あります。
壁にぶち当たって、それを乗り越えるということも、最善の策とは限りません。
諦めて「これが私」と開き直るのも、自身を知っていく上で大事なことです。
このような素敵な機会に、お立ち会いさせて頂きましたこと、感謝申し上げます
ご質問、ご要望などありましたらお気軽にお問合せ下さい。
ｃｏｗｅｎ(コーエン)
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